【ビート】ヘッドライトバルブ交換(LED化)

ビート

うちのビートのヘッドライトは淡黄色の
ハロゲンタイプ。

ヘッドライトを点灯する夜でも今風な(?)
雰囲気が欲しく、ヘッドライトバルブを
白色のLEDタイプに交換してみます。

今風というのも保安基準を調べてみると
現在は白色が指定されていて、
昔の車は淡黄色も認められているそうです。

なので現在の保安基準に則るならば白ということで、
白色ヘッドライトが「今風」の表現もあながち間違い
ではなさそうです。

ヘッドライトの色の保安基準について

現在の保安基準では、「白色」と
定められています。

また、平成17年(2005年)12月31日以前に
生産された車については、「白または淡黄色」
と定められており、ビートが生産された年は
平成3年(1991年)から平成8年(1996年)までですので
平成17年以前にあたります。

交換前の夜間の明るさはこんな感じです。

LEDヘッドライトは車検に通るの?

LEDヘッドライトは車検に通らないこともしばしばあるようです。

その際の原因となりえるのは下記の通り。

  • 光度が十分でない
  • カットラインが確認できない
  • 灯火の色が適切でない
  • ロービームの光が水平面に対して0.5~1.5%の下向き角度に収まっていない

ビート専用設計の車検対応のものであれば、問題なさそうですね。

車検対応 Nihon Lighting LEDヘッドライト 702K

ビート専用設計、車検対応、白色で探してみると、
Nihon Lighting から出ているLEDヘッドライト
バルブがありました。

こちらと純正ヘッドライトバルブを
交換していきます。

ヘッドライトバルブ交換手順

フロントバンパー取り外し

まずは、ヘッドライトへアクセスするためにバンパーを取り外します。

ナンバープレート裏のボルト取り外し

ナンバープレートを取り外すとセンター部分にボルトが顔を出しますので、そのボルトを取り外します。

カバー裏のボルトを取り外し

カバーを取り外すと隠れたボルトが顔を出します。

カバーは左右上下4つありますが、ボルトが隠れているのは左右とも下のカバーのみです。
そのボルトを取り外します。

バンパー下部のボルト取り外し

バンパー下に左右に1つずつ計2か所ボルトが存在しますので、そのボルトを取り外します。

タイヤハウス内のネジ取り外し

左右のタイヤハウス内にバンパーを固定しているネジが存在していますので、
そのネジをプラスドライバーで取り外します。

バンパー下に緩衝材を敷く【推奨】

最後の固定クリップを取り外す前に、
バンパーに傷がつかないようにダンボールや汚れてもいい毛布などを
下に敷くことをお勧めします。

フロントバンパー上部のクリップ外し

フロントバンパーの上部に4つのクリップが存在していますので、それを外します。

ねじクリップになっていて、プラスドライバーで緩めると引っこ抜けるようなのですが、
経年劣化のせいでねじ山が舐めてしまいました…。

代替クリップは、車用品店などで対応商品が売られているので、
再利用を諦めてクリップ外しで浮かせて、ネジザウルスで掴みながら、
ニッパーで切り刻んで強引に引きちぎりました。

バンパーの塗装にダメージを与えかねませんので、
傷つけたくない場合は、マスキングテープを2重に重ねたり、
布を挟んで保護しながら作業することをお勧めします。

これが本当に大変で、1番作業時間がかかりました…。

互換性のあるクリップは下記です。

バンパーをおろす

固定しているものがなくなるので、バンパーを取り外します。

うちのビートにはフォグランプがついていませんが、
ついている場合はフォグランプと接続しているカプラーを
取り外します。

うちのビートは、すでにバンパーの塗装がはげているので
将来再塗装をしようと固く決心しておりますので、
そのままコンクリート上におろしました。

以上でバンパー取り外し終了です。

ヘッドライトユニット取り外し

タイヤハウス内のネジ取り外し

これまた左右のタイヤハウス内にヘッドライトユニットを固定している
ネジクリップがありますので、それを取り外します。

うちのビートは、ここも経年劣化していたため、バンパー同様に
引きちぎりました…。

互換性のあるクリップは下記です。

ヘッドライトユニット下のボルト取り外し

ヘッドライトユニットの下に2か所ボルトがありますので、
それを取り外します。

ヘッドライトユニット上部のボルト取り外し

ヘッドライトユニット上部に2か所ボルトがありますので、
それを取り外します。

以上でヘッドライトユニットが少し引き出せます。
まだ、ヘッドライトバルブ、フロントターンシグナルライトとの配線が
接続されているので完全には取り外せません。

フロントターンシグナルライトバルブ取り外し

反時計回りにひねるとバルブごと取り外せます。

ヘッドライトバルブロックはずし

ヘッドライトバルブがゴムキャップに覆われていますが、
ゴムキャップは、はまっているだけですので、そのままはずします。

そうすると、ヘッドライトバルブのロック(金具)に
アクセスできるようになります。

ヘッドライトバルブのロック(金具)をいったん奥に押し込んで
引っ掛かりをはずします。

※撮影しにくいため画像はゴムキャップおよびヘッドライトを外した状態になっています。

これでヘッドライトバルブごと、ヘッドライトユニットから
引き抜けるようになります。

ヘッドライトバルブ接続カプラ取り外し

カプラの両サイドを押しながら引き抜くことで取り外します。

カプラはゴムキャップに覆われているので、アクセスしやすいように
すこしめくる感じになると思います。

カプラをはずした後の様子

これでヘッドライトユニットがおろせます。

ヘッドライトバルブ交換

口金をヘッドライトユニットに装着

ヘッドライトバルブの口金が鋭利になっているので、
ここからの作業は手をケガしないように手袋の装着をお勧めします。

口金をLEDバルブから取り外し、ヘッドライトユニットに装着します。
そして、ロックを行います。

ヘッドライトバルブにゴムキャップ装着

交換するヘッドライトバルブにゴムキャップを装着します。
あらかじめゴムキャップを裏返しながら装着していきます。

この時、付属の説明書に、故障の原因になるためファン部分中央を押さないよう
注意します。

また、バルブを時計回りに回して固定するのですが、
固定した状態でゴムキャップの取っ手部分がセンター上部にくるように
したほうが見栄えが良いです。

画像は、バルブを時計回りに回して固定した後の画像です。
ファン部分の形状をご参考にゴムキャップを装着するのが
良いと思います。

ヘッドライトバルブ取り付け

口金にラバーを装着したバルブを奥まで押し込んでから
時計回りに回して固定します。

ヘッドライトバルブのカプラ接続

LEDドライバー(ヘッドライトバルブから伸びている四角い箱)とカプラを接続します。

点灯確認

点灯確認を行います。

無事点灯を確認できますと達成感が味わえます。
もう片方の交換も頑張れることでしょう。(そう、反対側もあるんです…。)

ヘッドライトユニット装着

逆の手順でヘッドライトユニットを取り付けます。
LEDドライバーは後ほど固定しますので、
いったん引き込んでおきます。

LEDドライバーの固定

両面テープが付属していますので、
そちらを利用して私はタイヤハウスの上部に貼付しました。

貼付前に、脱脂材で脱脂することをお勧めします。

フロントバンパーの装着

取り外しと逆の手順でフロントバンパーを装着します。

所感

2024年現在、30年以上経過しているだけあり、
バンパーのクリップが劣化してとりはずせないことに悪戦苦闘しました。

強力なペンチで力業でクリップを破壊しながら引き抜きましたが、
かなり時間がかかったのと、途中雨が降ってきて泣きそうになりました。。

大慌てで車のカバーをかけ翌日に作業を繰り越し、
朝からリベンジをしましたが、大変苦労したあとの
真っ白なヘッドライトバルブが点灯した瞬間は
何事にも代えがたい達成感を味わうことができました。

お店にお願いすることでは味わえないと思いますし、
いい経験を積むことができたと大変満足です。

この記事が参考になれば幸いです。
よいDIYライフを!

コメント

タイトルとURLをコピーしました